矯正治療
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矯正治療が楽しくなる JET system 入門
従来の矯正治療は、痛くて治療期間が長期に及ぶというイメージが未だ払拭しきれていないのが現状である。著者が治療期間の短縮に取り組み始めたのが2007年である。2010年4月に初版の書籍『JET system』を発刊し、初期のJET system の効果を世に示した。それから今日まで、進化を続ける専用の器具・器材と便宜抜歯によるRAP(局所加速現象)を活用することで、症例によっては7ヵ月という治療期間の短縮を実現し、さらなる短縮の可能性を模索している。しかし、著者曰く、「JET systemの効果を最大限に活用するには中高生の時期に治療することが必要である。また、ストレートワイヤーエッジワイズ法での矯正治療を問題なく行える臨床実績が求められる」としている。これまでの常識を捨て去り、新たな技術を身につけ、JET systemの可能性を体現していただきたい。
2023年6月1日
A4判 144頁
16,500円(税込)
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歯科医師&歯科衛生士のためのマウスピース矯正なるほどQ&A
いま最もニーズや関心が高い歯科治療といっても過言ではない、アライナー型矯正装置を用いた、いわゆる“マウスピース矯正”。2021年に第1弾として刊行した『歯科医師&歯科衛生士のためのマウスピース矯正』は、発刊後すぐに増刷するほどのベストセラーとなりました。本書はその第2弾で、治療で頻出する疑問と、患者さんからよくある質問にどう答えるかという2つの切り口でまとめています。なかなか聞きにくい、調整料や追加アライナーの請求の有無などにも言及されている、臨床的にも経営的にも、痒いところに手が届く1冊です。
2023年5月1日
AB判 96頁
7,700円(税込)
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プチ矯正のススメ
かかりつけ歯科医として、より効果的な治療の提供と患者満足度を上げるために、部分矯正治療は治療オプションとしてぜひ加えたい手技の1つです。たとえば、補綴前処置や歯周治療、混合歯列期の小児歯科治療、そしていまニーズの高い審美治療を行うにあたり、「少し歯を動かせたら……」と感じた経験は誰しも少なからずあるでしょう。本書は、そうしたちょっとした部分矯正治療である“プチ矯正”の入門&実践書です。これから矯正治療を始めたい方、安全で確実な矯正治療の技術をマスターして医院経営にも活かしたい方、矯正+予防の導入でスタッフマネジメントにも活用したい方に最適。また、医院経営の金言ともいえる24のColumnと、そのなかで紹介されている“ワーキングリッチのススメ”も必読です!
2022年7月1日
AB判 232頁
15,400円(税込)
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加速矯正による治療期間短縮のコンセプト
スピード矯正研究会ケースブック加速矯正の基本の「き」とテクニックが丸わかり
矯正治療期間の短縮は、矯正歯科医師にとって永遠のテーマ。一般的な矯正治療では、とくに成人患者の場合、治療に長期間を要するが、本書で紹介する「加速矯正」は、一般的な矯正治療に適切な外科処置や装置をつけることで、約半年から1年半程度まで短縮できる。本書では加速矯正の主な術式と治療期間のコントロールを図った症例を術式別に紹介。初学者にとっては入門書として、経験豊富なドクターにとってはスキルアップのための実践書として最適な1冊。2024年1月10日
A4判 224頁
24,200円(税込)
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包括的矯正歯科治療
審美と機能を両立するためのフィロソフィー多分野にわたる治療を最適化した包括的矯正歯科治療とは!?
極めて多くの因子が絡み合う包括的矯正歯科治療について、その実践のためのノウハウを詳解した本書。矯正歯科治療が、補綴歯科治療をはじめ、歯周治療、歯内療法などの多分野にわたる治療法とどのように関連し、それらをいかに組み合わせて最適な治療結果を導くかについて、筆者の長年の臨床経験を基に解説した。さらに、デジタル矯正歯科治療、アライナー矯正歯科治療までを網羅した、入門書にしてベテラン臨床家も必携の1冊。2023年11月10日
A4判 176頁
14,300円(税込)
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別冊 ザ・クインテッセンス臨床家のための矯正 YEARBOOK 2023
成長期の過蓋咬合を考える成長期の過蓋咬合の臨床コンセプトと関連製品の特性がわかる
2023年の特集は「成長期の過蓋咬合」をとりあげ、2部構成でケースを掲載。【第Ⅰ部】は6スタディグループが成長期の過蓋咬合に対してアプローチした方法を提示。【第Ⅱ部】は関連企業協力のもと、各社製品の特長や臨床例を紹介。巻頭トピックスでは小野卓史先生が「筋活動と咬合」を、特別企画では山田一尋先生が「矯正歯科治療中に顎関節症が発症した場合の対応」について解説し、充実した内容になっている。2023年11月10日
A4判 200頁
7,040円(税込)
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これで解決! 矯正トラブルマウスピース型矯正、MTM、再治療等の“困った”事例に学ぶ予防と対処法
トラブルを未然に防ぐヒント、トラブル拡大を食い止めるコツが満載!
治療中の歯根吸収、治療後の後戻り、マウスピース型矯正装置による臼歯部離開、他院からの転院で治療費減額を要求されたなど、注意すべき典型的なものから想定外のものまで、54の矯正トラブル事例を収載。1ケースにつき2ページ程度で、「トラブル予防法」や「トラブル後の望ましい対応」を、裏付けと多数の写真とともにわかりやすく解説。シリアスな問題に陥らないための弁護士のアドバイスもあり。矯正医必携の1冊。2022年03月10日
A4変型判 192頁
11,000円(税込)
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矯正歯科治療の基本と類似症例が必ず見つかる!ラーニングステージ別臨床例60
GPによる包括的歯科治療のために後に行う歯周・補綴治療をシンプルにできる。GP自ら、矯正歯科臨床を学びませんか?
一般歯科臨床医(GP)が行う包括的歯科治療において、矯正歯科治療という治療オプションの有用性は計り知れない。本書では、その矯正治療を一般歯科臨床医(GP)自らが行ううえで必須となる歯科矯正学の基本的事項(検査、診断、治療計画、使用材料ほか)をまず解説。そのうえで、矯正治療の技術的難易度をステージ1~10の10段階に分類し、これらそれぞれの治療計画、使用器具や技術的な要諦が、60の豊富な臨床例で解説されている。2021年09月10日
A4判 448頁
22,000円(税込)
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≪新刊・デンタルダイヤモンド増刊号≫LOTマスターガイド
一般開業医においても、歯周治療や補綴修復などの成果を上げ、長期に安定させるために、LOT(Limited Orthodontic Treatment:限局矯正治療)の知識・技術は欠かせません。
本増刊号は、LOTを実践するにあたり初学者が学ぶべき基本が網羅されており、可能なかぎり深く理解するためのガイドとしてまとめられています。「きちんと理解して取り組みたい」、「学び直したい」という臨床家のニーズに応える一冊です。2021年4月1日
A4判変型 148頁
5,940円(税込)
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藤本研修会 Standard Textbook 3Limited Orthodontic Treatment(LOT)
北米の臨床研修プログラムを提供し、高く評価され続けている藤本研修会。その矯正治療分野の教育プログラムとして1997年より提供され続けてきた「LOT(部分矯正)コース」の内容がいよいよStandard Texboookシリーズに加わりました。
数ある治療分野の中でもより専門性の高い分野と思われがちな矯正治療。しかし、補綴前矯正や病的歯牙移動の改善などLOTが活躍する領域はGPとの親和性が高く、矯正治療を取り入れることで治療結果の品質が大きく向上することも事実です。
著者である加治初彦先生の基本方針「LOTこそがGPが臨床で取り組むべき矯正の分野である」に則って執筆された本書は、「歯が動くメカニズム」や「ワイヤーベンディング」といったLOT実践に必要な知識のほか、いまや矯正治療には欠かせないツールとなった「アンカースクリュー」の応用法、そしてタイポドントによるシミュレーションなど、GPがLOTを臨床導入する際のベースになるエッセンスを余すことなく集約しています。
1歯単位の移動から残存歯すべての移動、そして無歯顎者における骨格系の診断にも応用できる「LOTの習得」に貢献する価値ある一冊の誕生です。2021年4月1日
A4判 204頁
17,600円(税込)